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2010年 10月20日 14日目
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8時ドーレ出発。まずはポルツェ・テンガをめざして下る。目の前のピーク(下の写真)は5000mほどあるが、地図を見る限りでは無名峰。 ドーレから1時間かかってポルツェ・テンガに着いた。朝から日差しが強い。ロッジのテラスでホットレモンとコーヒーを注文。 ポルツェ・テンガを越えると、ひたすら登り。休み休み前進する。5日前に訪れた天空の村“ポルツェ”が時折見える。 目の前にどこでもドアが! と、それはおもむろに動き出した。板材をかついだポーターが道の真ん中で休憩していたのであった。 5軒ほどのロッジが建つ峠モン・ラに11:30着。風の通り道になっているようだ。トレッカーのほとんどが休憩する場所みたいで、どこも大にぎわい。肌寒いので、ロッジ内のダイニングで、アップルパンケーキと温かいドリンクを注文する。紙のように薄いアップルが入ったパンケーキは、イマイチ。 モン・ラからは、直線的な山腹道を延々下る。単調ゆえ、登ってくる人は皆、苦しそうな表情をしていた。 クムジュン村の入り口。ここまで下れば、物価はすこしはましだろう。塩気のあるスナック菓子をたくさん買って存分に食べたい。 ゴーキョ「チョー・オユー・ビュー・ロッジ」の女主人の妹さんが営むヒマラヤン・ゲストハウスに投宿。チョー・オユーの女主人と瓜二つで、ふきだしそうになった。夕方、雪男の頭皮が展示されているゴンパに行ったが閉まっていた(下の写真)。ここは不定休らしい。 クムジュン村は静かでいいところ。それでいて、食料品店、雑貨屋、土産物、ネットカフェなど何軒もあり利便性がいい。 |
2010日 10月21日 15日目
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クムジュン村では、ロッジも、ロッジでない家も、立派な建物ばかり。シーズン中は他の場所でロッジを営んでいる家が多いので、ひと気のない家がけっこうある。 ヤクの糞を石垣に貼り付けて乾燥。乾いたら細かく割り、燃料にする。糞の貼り付けは女性の仕事みたい。クムジュンではゴム手袋かビニール袋で手を覆って貼り付けていたが、他の集落では素手で行っていたと思う。 9:00、クムジュンに向けて出発。エベレスト・ビュー・ホテル(下の写真)の前を通る頃、ガスで視界が悪くなった。 11時すぎ、ナムチェに着く。往路と同じタワ・ロッジに投宿。近くの共同水場に行き、現地の人に交じってお洗濯。 そのあとHerman Hellmer’sでティータイム。贅沢。チョコレートデニッシュ250Rs、チョコレートケーキ250Rs也。下界と比べるのは酷だけど、値段の割に味は今ひとつ。 トモさんの実家に国際電話をする。向こうの声は聞こえるけれど、こちらの声が向こうには聞こえないみたい。あきらめて切る。1分で100Rsとられた。その後、インターネットカフェでメールを送っておいた。こちらは問題なく送信できた。5分で50Rs。 |
2010年 10月22日 16日目
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ナムチェからルクラへは一気に行けるのだけれど、予約した飛行機は3日後。ルクラに3泊もしなければならない。フライト日の変更は、たぶんこの時期は無理だろう。そもそも手続きがおっくう。そこで今日はのんびり歩き、ナムチェとルクラの中間の適当なところで泊まることにした。ところでナムチェには、すでに無数のロッジがあるが、建造中のロッジもあった(下の写真)。 朝食後、チョルクンの丘にあるナショナルパーク博物館を見物。その道中で、日本ではなかなか見ることのできないヤツガシラを発見(下の写真)。 ナショナルパーク付近からは、エベレスト山頂を見ることができる。 スームアップした写真。左奥がエベレスト、中央がローツェ。 9時にナムチェを発つ頃、どの店先もずらりと商品が並べられ、すっかり商売モードになっていた。しかしカトマンズのタメル地区で見かけるのとほとんど同じ商品群。タメルのほうが安いから、何も買わなかった。「ナムチェで買った」という思い出にするのなら買ってもいいけれど、荷物になるし。 多くの人が泊まるパクディンは、物価高のイメージがあり敬遠。パクディン手前のトクトク(Toktok)で泊まることにした。トクトクはロッジ2〜3軒の静かな集落で、トレッカーが泊まるのは稀なようだ。混雑を避けたい人にはおすすめ。ただし宿泊した「ファミリー・ロッジ」は、夕食を注文してから全部が出揃うまで2時間もかかった。客は僕ら1組だけなのに。味は良かったけれど、なぜそんなに時間がかかるのか疑問。 |
2010年 10月23日 17日目
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泊まった宿の家族は英語が話せないようで、会話らしい会話をすることはなかった。8:30出発。下って行くほどポーターもゾッキョの糞も多くなる。ルクラ直前は登りが続き、少々疲れる。12:30ルクラ着。意外と時間がかかった。下の写真はルクラまであと1時間くらいの集落。 ルクラのメインストリートはとにかく人が多い。トレッキングの起点・終点だから当然で、トレッカー、ポーター、ガイドで溢れている。商品は街道上でもっとも安く、菓子や煙草を値段を気にせず買った。トモさんはロッジのホットシャワーで生き返る。通常のシャワールームが故障中で、特別にワンランク上の客室のシャワーが使えたと喜んでいた。200Rs。 |
2010年 10月24〜25日 18〜19日目
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