岩湧山
■大阪南部■2006年8月12日■日帰り |
真夏の珍花・南蛮煙管に何思う |
こんな真夏に、しかも、いかにも暑苦しそうな岩湧山になぜ登るのか。それは、まだ見たことのない、ナンバンギセルを確認するためである。ナンバンギセル(南蛮煙管)はその名の通り煙管の形をした夏の花。ススキやミョウガなどの根に寄生し、大阪府ではおそらく希少な植物に属すると思う。岩湧山山頂部のあの広いススキの茂みから、果たして見つけることができるだろうか。 |
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朝6時前、自宅を出る。なあに、登山口の岩湧寺までは車で10数分。裏山なのだ。道はきゅうざかの道といわわきの道の二手あり、いきなり急坂はしんどかろうと、いわわきの道を選択する。歩き始めてすぐに予想以上の暑さに閉口する。早朝とはいえ無風で、呼吸するのが息苦しい。蚊やアブもいるのでおちおち休憩することもできない。 |
岩湧山名物のカヤ(ススキの一種)をかきわけて あったーーー!ナンバンギセル シシウド コオニユリ カワラナデシコ ハギもちらほら咲き始め ヤマジノホトトギス ヒヨドリバナ |