---

金剛山(久留野峠)

大阪南部2006年12月24日日帰り
行程[行動時間]
ロープウェイ山麓駅〜久留野峠〜ちはや園地(バードウォッチング)〜(念仏坂)〜ロープウェイ山麓駅[6時間]
メンバー:トモさん、キュウさん

---

寒さに負けず、オオマシコウォッチング

---

ネット情報で金剛山にオオマシコが来ていると知りさっそく見に行きました。みつけるまで山を下りないとはりきるキュウさん。やれやれ・・・


今日はロープウェイ山麓駅から久留野峠を通ってちはや園地へ。1時間半ほどで到着。今年は霧氷どころか雪すらまったく積もっていません。さっそくオオマシコが来ているらしいキャンプ場へ行くと大勢のバーダーがカメラを構えています。みんなが見ている松の木の方に目をやると数羽の鳥が飛び立ちました。どうやら早速オオマシコのようですがはっきりと見ることは出来ず、しばらく待ってみても戻ってくる様子はないので休憩所前の広場へ。

広場でもまたまたバーダーが。今日は大きなレンズのカメラを構えたバーダーがとても多いようです。そこではアカウソを撮影していたので、一緒にウォッチング。そのあとヤマガラにヒマワリの種をやっていると、次からつぎへとヤマガラがやってきてコワイぐらい。少し控えめなコガラが愛おしくなります。カヤクグリもやってきましたがこちらはすぐにいってしまいました。それからウソのカップルがやってきてカメラマンたちがまたシャッターを切り始めます。


オオマシコ
キャンプ場に現れたオオマシコ

オオマシコ
手持ちのデジカメではこの程度の画像。
オオマシコをもっとご覧になりたい方は
金剛山のホームページで。


オオマシコは現れそうもないし寒いので今度はブナ林へ。今日はひっそりとしていてコゲラがキーキーいうくらい。 観察デッキの方へ行ってみることにしました。ここではカシラダカの群を見ることができました。

もう一度キャンプ場へ。するとカメラマンたちがまたまた集まっています。けれどオオマシコは飛び去った後のようでもうみんな引き上げ始めています。またまた一足遅かった。今度はキャンプサイトで暖かいコーヒーを飲みながら粘ってみることに。

キュウさんが「あれ、何」というのであわてて立ち上がると、地面から何やら赤いものが飛び立ちましたが、しばらくするとまた戻ってきました。5羽ほどのオオマシコが地面で草の実をついばんでいます。近づいても全然逃げません。むしろ向こうの方から近づいてくるほど。近くにいたカメラマンたちにも教えてあげてじっくり観察しました。オスは頭から尾まで本当に真っ赤。額の白がよく目立ちます。雌は地味で顔と腰がうっすらと赤く見えるぐらい。どちらもマルマルしてプックリした感じ。そうこうしているうちに他のカメラマンたちも集まってきて驚いたオオマシコたちはいってしましました。

初めて見るオオマシコの姿と巨大な望遠レンズを持って鳥を探しまわるカメラマンたちに感動した1日でした。

Kyuki Woodcut site

久木朋子の木版画