ツール・ド・モンブラン 番外編
モンブランエクスプレスとスイス国鉄でレマン湖へ

2016年7月4日(月)
行程:
シャモニーモンブラン駅〜マルティーニ駅〜シェーブル駅で途中下車(ラヴォー地区散策)キュリー駅〜ロール駅
宿泊地:Camping de Rolle
本日の家計簿:運賃(シャモニーモンブラン駅〜マルティーニ駅大人2人)55.80EUR、運賃(マルティーニ駅〜ロール駅大人2人)62.00CHF、食料品20.00CHF、宿泊費(大人2人テント1張)41.80CHF

シャモニー駅
レマン湖畔の街、ローザンヌとモントルーの間の丘陵地にあるラヴォー地区は、一面に広がるぶどう畑が有名。世界遺産に指定され、チャップリンが晩年過ごしたことでも有名です。今日は、シャモニーから列車でラヴォー地区へ行き、ぶどう畑散策後、再び電車に乗ってロールという街へ。そして、レマン湖畔のキャンプ場でのんびり過ごすことにしました。まずは7:50、シャモニーモンブラン駅でモンブランエクスプレス始発に乗車。

モンブランエクスプレス
モンブランエクスプレスは、フランスのシャモニー〜スイスのマルティーニを結ぶ3両編成の列車。途中のヴァロルシーヌ駅を境に、フランス側はフランス国鉄が、スイス側はスイス国鉄が運行しています。なので、ヴァロルシーヌ駅で車両を乗り換える必要があります。

モンブランエクスプレス
山々が見渡せるように天井付近にも窓があります。

モンブランエクスプレス
急斜面につくられた軌道を低速走行。

シェーブルへ
モンブランエクスプレスの終点、マルティーニ駅で下車し、IR(地方都市急行列車)でレマン湖方面へ。写真はジャズフェスティバルやディープパープル/スモーク・オン・ザ・ウォーターで知られるモントルー付近。

シェーブル
ネスレ本社があるヴヴェイで普通電車に乗り換え、2駅目のシェーブルで下車。ラヴォー地区を散策します。スイスでは概ね、自由に何度でも途中下車できます。

シェーブル
ぶどう畑の緑とレマン湖の青。

シェーブル
みわたす限りぶどう畑。

シェーブル
ワイナリーが点在しています。

シェーブル
紅葉もきれいでしょうね。

シェーブル
ガードレールのようなものは少なく、こういった昔からあるものが大切にされています。

シェーブル
ワインバーの看板だったかな。

シェーブル
いろいろあったチャップリンも、晩年はこんなところで静かに過ごしたのですね。この後、無人のキュリー駅から普通電車でローザンヌへ。IRに乗り換えてロールへ。

キャンプ場
ロール駅からキャンプ場Camping de Rolleへは歩いて行けます。キャンプ料はびっくりするくらい高いのですが、水際のテントサイトはなかなかのもの。また、駅とキャンプ場の間にショッピングセンターがあり、食料の調達に不自由しません。

キャンプ場
家のような大きなテントとキャンピングカーがずらり。たくさんの家族連れが湖で水遊びをしています。

2016年7月5日(火)
行程:
ロール駅〜ジュネーブ駅
宿泊地:ジュネーブのホテル
本日の家計簿:運賃(ロール駅〜ジュネーブ駅大人2人)28.00CHF、その他

ジュネーブ
ロールから電車で20分、ジュネーブに戻ってきました。最終日の今日だけはホテルに泊まります。ベッドでゆっくり寝られると、トモさんうれしそう。

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