ラップランドトレッキング・前日

2019年9月4日、ヘルシンキ 中央駅23:13発、VR(国鉄)の寝台特急InterCity273に乗ってロヴァニエミへ向かいます。チケットは、ひと月半前にVR-フィンランド鉄道で「SaverberthTicket」を購入。これは早割寝台みたいなもので、片道2人1部屋(トイレー・シャワー付き)108ユーロ。宿代が浮くことを考えればお得だと思います。しかしこの早割、設定のない日がありますし、出発まで1カ月ぐらいをきるとやはり設定がなくなってしまうようです。そうなるとかなり高額な通常料金を覚悟しなければなりません。ホームに列車が来ると勝手に乗り込み、予約時に指定した部屋に勝手に入ります。カードキーが2枚用意されていました。発車してしばらくすると車掌さんが来て、プリントアウトしたEチケットのQRコードを読み取ってもらいました。乗車手続きはこれだけ。楽しみにしていた列車旅だったのですが、無事乗り込んだ途端、疲れすぎてすぐ寝てしまいました。

シャワー・トイレ付きの2人部屋。バスタオルやミネラルウォーターが2人分用意されていました。コンセントも4つほどありました。

部屋に付いているトイレです。奥の壁を動かすと、便器が隠れてシャワールームになります。

ラップランドトレッキング・1日目

9月5日、疲れていたのにあまり眠れず、シャワーを使ったり食堂車をのぞきにいったりしているうちに、11:05ロヴァニエミ駅に到着。歩いて5分ほどのバスターミナルから11:45発サーリセルカ行きのバスに乗ります。予約はしていなかったのですが、乗客は5割ほどで問題なし。運転手に直接運賃を支払いました。1人片道47.2€。ちょっと高いですね。

15:15サーリセルカ到着。観光案内所に寄るものの、ホテルリエコンリンナの近くに移転していて時間をロスしてしまいました。案内所の人にSuomunlatvaまで行くと言ったらnationalparks.fiでプリントアウトした地図は持っていたのだけれどそれではダメだと言われて大きな地図を買うことになりました。18€。スーパーで水とグミを買って出発。

16:30、ウルホケッコネン国立公園に入ります。予定より遅くなってしまった。

いきなりトナカイ。フィンランドに野生のトナカイはおらず、すべて飼い主がいるようです。どんなに深い森で遭遇しても、それは放牧中らしいです。

今日はずっと曇り空です。ほど近いキャンプ地Rumakuruへ向かいます。

広い。平ら・・・

18:30ごろRumakuru到着。デイトリップハットの周辺ならキャンプしてもよいことになっています。小屋のほかに、薪小屋、ドライトイレ、キャンプファイヤーサイトがあります。水は、ハットの近くの小さな沢の水を使います。この日は少し離れた場所にソロの人と男女1組がキャンプ。水場を教えてくれたヘルシンキから来た青年は、3回もウルホケッコネンに来ているのにオーロラを見たことがないと屈託なく言うので、少し不安になりました。

雨が降り出しました。雨の中、レトルトのカレーの夕食。だいたい8時半ぐらいまで明るいのですが、8時ごろには寝てしまって、夜中に3度ほど起きて空を確認するも雨でオーロラは見れず。10時間近く爆睡。

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ヌクーシオキャンプ(おまけ)

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