千ヶ峰

播州北部2014年3月16日日帰り
行程[行動時間]:三谷登山口〜岩座神〜(七不思議コース)〜(唐滝のトラバース道)〜(新七不思議コース)〜縦走路出合〜千ヶ峰〜三谷登山口[4時間45分]
メンバー:トモさん、キュウさん(報告者)

新旧の七不思議コースで山頂へ。

ヒルが出る前にもう一度と、千ヶ峰を時計回りで周回する。三谷登山口に駐車し、まずは舗装路を歩いて岩座神(いざりがみ)集落に向かう。沿道にミツマタがたくさん生えている。

ミツマタ

ミツマタまだつぼみ


岩座神は棚田で有名だが、棚田を形づくる石垣の精緻さが素晴らしい。地形に合わせた微妙なアールや、上面のシャープな直線。比較的近くにある竹田城や篠山城は石垣技術集団“穴太衆”(あのうしゅう)によるものだが、彼らと何らかの関わりはあるのだろうか。

棚田

岩座神の棚田


鹿よけフェンスのゲートを開き、七不思議コース・新七不思議コースの登山道に入る。ほどなく沢にぶつかるが、沢をまたいで左岸を登るのが七不思議コース。またがずに右岸を登るのが新七不思議コースだ。今回は途中まで七不思議コースを利用する。

入り口にある地図

入り口にある地図


杉林

杉林。鼻がむずむずする


植林帯の道で特筆することはない。登り始めて30分ほどすると、七不思議のひとつ「塔の岩」が右手に見えてくる。

塔の岩

塔の岩


道標

分岐点の道標


分岐点に着く。七不思議コースを続けるならまっすぐ。しかし七不思議コースはこの先も変化に乏しいので、左折して唐滝のトラバース道を通り、新七不思議コースで稜線に抜けることにする。

沢

この下が唐滝


トラバースの最後に沢をまたぎ、植林の斜面を登っていくと、いつのまにか新七不思議コースに合流していた。道の右半分は植林帯で、左半分は自然林。七不思議コースよりは若干自然度が高い。

自然林

道の右半分は植林帯で、左半分は自然林


千ヶ峰と笠形山を結ぶ稜線に出た。ようやく気持ちの良い歩きが楽しめる。

稜線

千ヶ峰と笠形山を結ぶ稜線


数日前の雨で雪はずいぶんとけたようだ。多いところで20センチ程度。

雪

ところどころ雪


山頂

山頂が見えてきた


稜線に出てから小1時間で山頂に到着。PM2.5のせいか視界は良くない。ただ風が冷たくなく、のんびり過ごせる。

山頂

山頂


笠形山

笠形山方向の眺め


三谷コースで下山。滑らないようゆっくり歩いたが、それでも1時間で駐車場に着く。次回は今日の逆回りで歩いてみようかな。

下り

三谷コース


駐車場

駐車場


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久木朋子の木版画