宇陀(安騎野)
■奈良■2009年9月22日■日帰り 万葉の里を訪ねる 〜番外編〜 |
山辺の道から車で自宅に帰る途中、ちょっと足を伸ばして安騎野を見に行くことにしました。人麻呂が軽皇子の狩りのお供をし、一連の歌を詠んだところです。 |
かぎろいの丘万葉公園から安騎野の広々とした丘を眺める。 |
山辺の道を歩き終わったのがごご4時ごろ。ぱらぱら雨が降り出す中、桜井から吉野の方へ車を走らせます。宇陀は山登りに行くときに何度も近くを通っているのだけれどほとんど記憶に残っていません。 道の駅宇陀路大宇陀を過ぎ、かぎろいの丘万葉公園がなかなかみつからずまちがえて人麻呂公園へ行き人麻呂の像をしかたなく眺め、また車でウロウロ。 なんとかかぎろいの丘万葉公園がみつかって駐車スペースに車を止め雨の中公園へ。
夕暮れの雨の中、広々とした安騎野を眺めここで軽皇子や柿本人麻呂は狩りをして泊まったのかとか寒いだろうなとか考えながら、やっぱりこの歌は冬の夜明けのかぎろいをみながら詠みたいものだと思ったりもしました。寒そうだけど。 「東(ひむがし)の 野のかぎろいの 立つ見えて かえり見すれば 月かたぶきぬ」 |
柿本人麻呂の歌碑。 |