ツール・ド・モンブラン 3日目
2016年6月28日(火) |
歩行距離は今回最長。ヴェニ谷までキャンプ場はないので、そこヘ行くしかないのです。 午前6時、誰よりも早く出発。シャピューは数軒の宿と食料品店、酪農農家1軒があるだけの(たぶん)、静かな村でした。 あまり楽しくない牧道を歩くこと1時間半、グラシエ村に着きました。村といっても1〜2軒の酪農農家しか見当たりません。 グラシエ村を振りかえる。 なんだろ?ハクサンチドリの仲間かな。 リュウキンカの仲間かな。 Le trolle d'Europeだと思う。 モッテ小屋の近くで4〜5組のパーティーがビバークしていました。許可されていないと思いますが、この日の歩行距離を短くするため、このあたりで幕営したい気持ちはわかります。 モッテ小屋。 モッテ小屋に宿泊していたハイカーでしょう。みるみる人が増えていきました。 グラシエ谷。シャピューはもう見えません。 長い急坂がゆるんでくるとセーニュ峠は近い。 セーニュ峠が見えてきました。 セーニュ峠にたどり着くと、目の前にモンブランが鎮座。 モンブラン。 セーニュ峠を越えるとイタリアです。ここから挨拶はボンジュールからボンジョールノへ。遠くスイスのグラン・コンバンまで見えます。 Pulsatilla apiifoliaだと思う。 マーモットを何匹も見かけました。人慣れしているようです。ピーピー鳴いてかわいいです。 オキナグサの仲間かな。 Le gentiane printaniereだと思う。 TMBのマークは国によって異なります。これはイタリアのそれ。 広々としたブランシュ谷。 エリザベッタ小屋付近。 コンバル湿原を見下ろす。いい天気です。 セーニュ峠方面を振りかえる。 コンバル湖畔。絵になる風景。 みずみずしい風景にいやされます。 コンバル湖の終点付近でTMBからはずれ、車道を歩いてヴェニ谷のキャンプ場へ直行。 谷底の道ですが雄大な景色が楽しめます。グランドジョラスが見えてきました。 ようやくキャンプ場に到着。暑さもあって、結構ヘロヘロになりました。自販機のココアとカプチーノがことのほかおいしく感じました。シャワーの給湯設備はダメダメなのに、エスプレッソはきっちりおいしいものを出すところがイタリアらしい。この日の夕食はレ・コンタミンヌで買ったクノールスープにパスタを入れたもの。そして、キャンプ場の売店で買ったトマトと生ハムのサラダ。 |