ツール・ド・モンブラン 3日目

2016年6月28日(火)
行程[行動時間]:
シャピュー〜セーニュ峠〜コンバル湿原〜ヴェニ谷[約8時間]
宿泊地:Camping Aiguille Noire(ヴェニ谷)
本日の家計簿:食料品8.20EUR、自販機のカプチーノとココア2.5EUR、シャワーコイン4枚(1枚4分)2.00EUR、宿泊費(大人2人テント1張)12.50EUR(翌朝支払)

地図

歩行距離は今回最長。ヴェニ谷までキャンプ場はないので、そこヘ行くしかないのです。

シャピューのホテル
午前6時、誰よりも早く出発。シャピューは数軒の宿と食料品店、酪農農家1軒があるだけの(たぶん)、静かな村でした。

グラシエ村
あまり楽しくない牧道を歩くこと1時間半、グラシエ村に着きました。村といっても1〜2軒の酪農農家しか見当たりません。

グラシエ村とグラシエ針峰
グラシエ村を振りかえる。

???
なんだろ?ハクサンチドリの仲間かな。

リュウキンカ
リュウキンカの仲間かな。

タマキンバイ
Le trolle d'Europeだと思う。

ビバーク
モッテ小屋の近くで4〜5組のパーティーがビバークしていました。許可されていないと思いますが、この日の歩行距離を短くするため、このあたりで幕営したい気持ちはわかります。

モッテ小屋
モッテ小屋。

道
モッテ小屋に宿泊していたハイカーでしょう。みるみる人が増えていきました。

グラシエ谷
グラシエ谷。シャピューはもう見えません。

グラシエ谷
長い急坂がゆるんでくるとセーニュ峠は近い。

セーニュ峠
セーニュ峠が見えてきました。

セーニュ峠とモンブラン
セーニュ峠にたどり着くと、目の前にモンブランが鎮座。

モンブラン
モンブラン。

スイスのグラン・コンバン
セーニュ峠を越えるとイタリアです。ここから挨拶はボンジュールからボンジョールノへ。遠くスイスのグラン・コンバンまで見えます。

プルサティラ・アピフォリア
Pulsatilla apiifoliaだと思う。

マーモット
マーモットを何匹も見かけました。人慣れしているようです。ピーピー鳴いてかわいいです。

オキナグサの仲間
オキナグサの仲間かな。

リンドウの仲間
Le gentiane printaniereだと思う。

道標
TMBのマークは国によって異なります。これはイタリアのそれ。

ブランシェ谷
広々としたブランシュ谷。

エリザベッタ小屋付近
エリザベッタ小屋付近。

ブランシェ谷
コンバル湿原を見下ろす。いい天気です。

平らな道
セーニュ峠方面を振りかえる。

コンバル湿原
コンバル湖畔。絵になる風景。

コンバル湿原
みずみずしい風景にいやされます。

車道
コンバル湖の終点付近でTMBからはずれ、車道を歩いてヴェニ谷のキャンプ場へ直行。

グランドジョラス
谷底の道ですが雄大な景色が楽しめます。グランドジョラスが見えてきました。

キャンプ場
ようやくキャンプ場に到着。暑さもあって、結構ヘロヘロになりました。自販機のココアとカプチーノがことのほかおいしく感じました。シャワーの給湯設備はダメダメなのに、エスプレッソはきっちりおいしいものを出すところがイタリアらしい。この日の夕食はレ・コンタミンヌで買ったクノールスープにパスタを入れたもの。そして、キャンプ場の売店で買ったトマトと生ハムのサラダ。

←前のページへ  次のページへ→
Kyuki Woodcut site

久木朋子の木版画