ツール・ド・モンブラン 7日目
2016年7月2日(土) |
ラ・フーリー〜シャンペ間はバスで移動し、今日中にル・プーティまで進むことにしました。これまで天候に恵まれたこともあり結構満足しているので、TMBを1日早く切り上げ、レマン湖畔でのキャンプを今回の旅に加えることにしたのです。 ラ・フーリーのバス停で始発のバスを待つ。時刻表通り7:20ジャストにやってきました。右の建物は待合室ではありません。ラ・フーリー全住戸のものと思われる郵便受けがずらりと並んでいました。各家に個別配達はしてくれないようです。 バスは鉄道駅のあるオルシエールという街まで下りて5分間停車。登り返してシャンペに到着します。所要約50分。今にも雨が降りそうで、シャンペ湖をあとに先に進みます。 けれどもすぐに雨が降ってきました。 シャンペはリゾート地ですが、少し歩けば放牧地が広がっています。 シャンペからフォルクラ峠方面に行くには、アルペット峠を越えるルートもあります。ですが、今年はまだ雪が多くて危険らしいので、展望はないものの安全なボヴィーヌ経由の道を選択。 何度か沢を渡ります。私たちは石をつたって飛び越えますが、欧米のハイカーには靴・靴下を脱ぎ裸足になって渡る人が結構います。まじめというか、脚が長いのだから簡単に飛び越えられそうなものなのに。不思議でした。 晴れていればゆっくり休憩したいようなところも、雨降りなので足早に通り過ぎます。 樹林帯を抜けて牧草地が現れると…… 眼下にマルティーニの街が望めました。 ボヴィーヌ小屋付近。このあとボヴィーヌ小屋でココアを注文し、トイレを借りました。屋内は人が多過ぎて外で飲んでいたら、大粒の雨が降ってきて大変でした。 かと思えばすぐやんだり……(ぽつんと建っているのがボヴィーヌ小屋。そのうしろにコンバン山群。) レインウェアを着たり脱いだり忙しい。ボヴィーヌの最高地点2049m付近から振り返る。お天気がよければ展望は良いはずだけど。 牧草地から樹林帯に入りゆっくり下って行く。急に車の音が聞こえるようになったら…… マルティーニとシャモニーをつなぐ車道も通る、フォルクラ峠です。 フォルクラ峠にもキャンプ場はありますが、もう少し進んでおきます。 まずは、フォルクラ峠の下に位置するトゥリアンで食料品店を探します。 トゥリアンに下る道。黄色い花はキングサリ(キバナフジ)のようですね。 トゥリアンの教会。この近くの某ホテルに売店があるという情報を得ていたので行ったのですが、売店は見当たりませんでした。 トゥリアンからほど近いル・プーティの野営場。公共トイレと水道、東屋があるだけです。18時頃、陽気なマダムが料金を徴収に着ました。1人4CHFと安い。なお、ここから数百メートル離れたところに個人経営の小さなバー兼売店がありました。リンゴ、チーズ、菓子、缶詰、ジュースぐらいしかありませんが助かりました。ゲルが目印。 |